2022/05/02 野村勇輝 訪問研究員の論文が国際誌に採択されました。

BMC Sports Science, Medicine and Rehabilitationに野村勇輝 訪問研究員(所属:医療法人 札幌円山整形外科病院リハビリテーション科)の論文が掲載されました.
以下,詳細になります.

Title: Relationship between scapular control during isometric shoulder flexion and scapular motion during baseball pitching: a cross-sectional study
Authors: Yuki Nomura, Hajime Toda, Masaki Katayose, Shun Watanabe, Masahiro Yoshida, Makoto Yoshida, Keizo Yamamoto (責任著者:野村勇輝)
BMC Sports Science, Medicine and Rehabilitation, 14(1), 2022

本研究は,大学野球投手を対象として,肩関節等尺性屈曲時の肩甲骨コントロールを定量評価し(Fig.3),投球動作時の肩甲骨位置(Fig.4)との関連性を検討することを目的としました.結果として,等尺性屈曲時における肩甲骨内旋・下方回旋・前傾角度の変化量が大きい選手ほど,MER(肩関節最大外旋位)での肩甲骨下方回旋角度が増加しました.野球投手の肩甲骨コントロールを評価するためには,等尺性屈曲時の肩甲骨位置の評価が有用である可能性が示されました.

本論文はオープンアクセスとなっています。(https://rdcu.be/cMlnb