大学院生の奈良の論文がJournal of Biomechanicsに採択されました．
The passive stretching response of the human biceps femoris long head muscle varies regionally
論文は下記のリンクから取得可能です（取得可能な有効日数50日：12月28日まで）
https://authors.elsevier.com/c/1m3–4-6-lkX8
【研究概要】 本研究では，他動膝関節伸展に伴う大腿二頭筋長頭の機械応答が部位によって異なるかを検討しました．その結果，遠位部では近位部に比べてより膝関節深屈曲位で受動張力が発生することを明らかとしました．これらは，大腿二頭筋長頭における部位特異的な損傷発生機序の理解や，正確な筋骨格モデリングの構築に寄与すると考えられます．
図. Slack angle（弾性率が増加し始める膝屈曲角度），Slack shear modulus（Slack域での弾性率），α（Slack領域以降の弾性増加の程度）の部位間比較
図. 膝屈曲90°と0°における大腿二頭筋長頭遠位，中央，近位部の弾性画像
図. 実験セットアップ
札幌医科大学 保健医療学部 理学療法学第二講座