生体機能評価学

生体機能評価学(研究代表者:谷口圭吾 准教授)

リハビリテーションを進めるうえで,骨格筋の形態や機能のみならず,粘弾性といった筋性状の評価は,病態解明や早期発見に加え,効果的な運動療法の構築に不可欠です.近年,私たちは高精度な画像診断技術を駆使して筋性状評価の意義を明らかにするとともに,運動機能障害や運動療法による筋特性の可塑的な変化を観察し,画像評価の臨床的な有用性を多角的に検討しています.近接領域の生体医工学,健康スポーツ科学分野の方々と連携しながら,非侵襲的な医用イメージング技術と運動学的手法を用い,運動器の形態・機能・性状に着眼した,高い定量性と汎用性を持つ次世代のリハビリテーション評価と先端的な理学療法の開発・実践を目指しています.
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