2024/03/07 博士課程後期の中尾の論文が国際誌に公表されました

大学院生の中尾(指導教員:谷口圭吾)の論文がThe Journal of the Mechanical Behavior of Biomedical Materialsに採択されました.

Stress–strain relationship of individual hamstring muscles: A human cadaver study

論文は下記のリンクから取得可能です(取得可能な有効日数50日:更新日3月6日)
https://authors.elsevier.com/c/1iiuk_dqxzhtNf

【概要】Thiel 法固定献体8体8肢の大腿二頭筋長頭 (BF),半膜様筋 (SM),半腱様筋 (ST)を対象に,ハムストリングス各筋の応力−歪み関係を明らかにした論文です.伸長された位置でのハムストリングス各筋のストレスは,STが21.0±11.9 kPaに対し,BF63.7±12.1 kPa,SM53.7±23.2 kPaであったことから,筋の伸長に伴うストレスの変化パターンは筋間で異なることが明らかとなりました.これらの知見は,BFおよびSMの肉離れが好発する要因に,伸長に伴う力学的ストレスの増大が関連していることを示唆しています.