2026/03/02 第一講座の谷口教授,研究員の中尾,小澤が第7回日本運動器理学療法超音波フォーラムにてシンポジウムを行いました

2026年3月1日(日),名古屋にて開催された「第7回日本運動器理学療法超音波フォーラム」に第一講座の谷口教授,研究員の中尾,小澤が登壇いたしました.本フォーラムは,運動器理学療法領域における超音波評価の臨床応用および研究知見の共有を目的とした学術集会であり,全国から多くの理学療法士・研究者が参加しました.

本フォーラムでは,以下の3つのシンポジウムが企画されました.

1st「機能解剖をエコーで可視化!・理学療法もエコーで可視化!」
2nd「超音波研究から生まれた新しい理学療法技術」
3rd「運動器疼痛をエコーで評価!最短距離で理学療法へ!」

シンポジウム1「機能解剖をエコーで可視化!・理学療法もエコーで可視化!」

講演タイトル
「大腿二頭筋短頭の力学的役割をエコーで可視化する〜長頭との共通腱に着目した短頭の機能解剖〜」
訪問研究員 中尾学人

本講演では,大腿二頭筋短頭(BFsh)の機能解剖学的特徴に焦点を当て,特に長頭との共通腱構造に基づく力学的相互作用について,超音波画像を用いて可視化した研究知見を紹介しました.ハムストリングス損傷の多くが長頭に発生する一方で,短頭がどのように力学的役割を担っているのかについては十分に整理されていません.本講演では,基礎的な解剖学的知見と生体計測データを統合し,超音波を通じて筋間の機能的連結を評価する意義を提示しました.

シンポジウム2「超音波研究から生まれた新しい理学療法技術」

講演タイトル
超音波研究から生まれた新しい理学療法技術〜Team札幌医科大編〜 筋ストレスの画像評価と応用可能性
第一講座教授 谷口圭吾

超音波研究の蓄積を基盤とした筋ストレス評価の最新知見と,その臨床応用の可能性について報告されました.研究成果をどのように理学療法技術へと発展させるかという観点から,基礎研究と臨床実践を接続する具体的な枠組みが提示されました.

シンポジウム3「運動器疼痛をエコーで評価!最短距離で理学療法へ!」

講演タイトル
「腹横筋をはじめとした側腹筋の機能解剖に基づく効果的な運動療法の再考〜エコーを用いた領域別評価の必要性〜」
訪問研究員 小澤和祥

側腹筋群の機能解剖学的理解に基づき,エコーを活用した領域別評価の重要性が示されました.疼痛評価と運動療法を最短距離で結びつける実践的視点が共有されました.